厚木市議会 2022-07-06
令和4年 厚木市議会評価検証委員会 本文 2022-07-06
過去のことはもともと評価はしないということになっていますので、過去のことはいいと思うのですけれども、今後は、改善点ないし、今後の方向性としてはそういう形で取り組んでいただいたほうがよろしいのかなということで、御提案でございます。
6
◯奈良直史委員
これは条文の読み方だと思うのですけれども、基本的にはしなくてもいいと思うのです。することができるということは、別にする必要がなければしなくていい話であって、では、これをする前提に対して評価をかけていくという話になっていくと、これは職員の話になってしまいますから、今いる職員に対してという話にもつながりかねない話なのですね。だから、必要があればすればいい話であって、別に必要がなければしなくてもよい、だから、評価もしていないという話だと思うのです。大多数としてはなしという方向ですから、何らか入れたいということであれば、神子議員の「必要に応じて出向職員を要請する」ぐらいの文言にしておいて、方向性に関してもなし、自分はなし、なしですけれども、どうしても入れたいということであれば、必要に応じて要請するとか、そういう文言程度にとどめておいたほうがいいのではないかと思います。
7
◯後藤由紀子委員
私は評価は行うべきというふうに改善点のところで回答していて、その後、今後の方向性の部分で、「議長が市長への要望を行っているかの評価を行うことが必要」というふうにしています。今、奈良委員がおっしゃったように、確かに必要がなければ要望する必要がないわけなんですけれども、私の書いた内容では、その必要があるのに要望を行わなかったことはないかということの確認をするべきではないかということを申し上げたいと思ったんです。今回は必要があったのか、なかったのかというのが分からない状況なので、完全に必要がなかったので要望しなかったということであれば評価をする必要がないというか、評価ができないと思うんですね。なので、まずは方向性としては、要望する必要があったか、なかったかの確認をする必要があるのではないかという意見をさせていただきます。
8
◯寺岡まゆみ委員
高村委員などのおっしゃりたいことも分かるのですけれども、人数的なものを何人増やしてほしいとか、そういったことを申し入れて、現行どおりになってしまったよとかというのだったらまだしも、もっとそれを突っ込んだようなことになると本当に職員のことになってしまうので、私は今までで特に問題はなかったので、現行どおりというか、特になしということで、もし各議員とか会派で、こういったことは今回の人事でどうだったのということがお知りになりたいのであれば、会派とかそういったところで要請するとか、その程度にとどめておいたほうがいいのではないかと思います。
9
◯松田則康委員
具体的な話というのは出せないのではないかと思っているのですよ。なぜこの条項ができたのかという原因を考えれば、この議会基本条例をつくるときに、いわゆる事務局に文書法制に長じた人がいるかいないかということが問題だったのですね。それで政策立案とかこういうふうに書いてあるわけで、そういうときにはそういう対応をしてくださいよという意味合いでこういうことを書いているのだということで、議長が直接、私が必要だと思ったなどということはあり得ない話で、簡単なことを言えば、各議員もしくは会派から要請があったときに代表して議長がこういう職員をぜひ配置してほしいとか、あるいは今回、関東市議会議長会、県議会議長会の会長をやるから人員を増やしてほしいとか、そのような内容のときにだけ要請するということだと理解しているのですよ。
ですから、具体的にはそういうことなので、何も無理して、こういうことを毎回やらなければいけないとか、それは議長にとっても負担になるし、議会としても、いわゆる議会と市長との緊張関係ということも考えたら、なあなあで慣れ合いになっても困るので、ある程度は距離を保っておく必要があるのではないかと思いますから、この条項はこの条項として存在することは大事だと思うのです。ただ、常に使うということではなくて、いわゆる必要に応じてということだけだから、基本的には特になしでいいのではないかと思っております。
10 ◯
池田博英委員
私も初めは現行どおりでいいのかなと思っていたのですけれども、神子議員、先ほど奈良委員のお話もありましたけれども、「必要に応じて出向職員を要請」というのを改善点というか、確かに今後そういうものが生まれてくる可能性もありますので、そういう方向でいいのかなと思います。
11
◯瀧口慎太郎委員長
「必要に応じて出向職員を要請する」ということで、神子議員からいただいている意見を元手に今話がありますけれども、これは改善点、今後の方向性、どちらの方向に載せたほうがよろしいですか。
12
◯高村真和委員
そうした場合に、そこがポイントなのですけれども、「必要に応じて出向職員を要請」したとした場合、その内容についてはどういう形で、議員に知らされるのか、知らされないのか。先ほど寺岡委員から、必要があれば会派から聞けばいいではないかという御意見もあったのですけれども、毎回毎回会派から、今回どうだったのですかとお聞きすればお答えいただくという形になるのか、それを聞いたとしてもお答えしないという形になるのか、その辺のところが不明確というか、だから、公開しないなら公開しないという形にすればいいですし、そこが曖昧なままでいると、議会基本条例というか、この条文そのものも、今回、評価するわけですけれども、全体として見ていくわけですけれども、そこの意味合いがどこにポイントを置いて我々がここを見ていくのかというのが分かりにくいような状況になってくるのかなと。この扱いが曖昧のままでいいのか、そこを確認させてください。曖昧なままでいいというのであれば、それはそれでそういう整理で、とにかく整理しなければいけないと思うのです。
13
◯寺岡まゆみ委員
私は先ほどなし、なしでもいいのではないかと言ったのですけれども、もしどうしても書くということであれば、神子議員の今後の方向性というほうに「必要に応じて出向職員を要請する」、その必要に応じてというのは、例えば各議員もしくは会派のほうから、今度こういったものをやるから、例えば新たに法整備ができるような人を出向してもらいたいよねという意見が出てきたときに、それを議長から要請してもらって、その結果どうなるかというのは理事者側との関係になりますけれども、そのときにそれが通ったか通らないかということははっきりと分かると思うので、特にこうしたときにどこまでどういう形で知らせなければいけないというそこの細かい取決めというのは必要ないのではないかと思っています。
14
◯高村真和委員
よく分からないのは、それは各議員とか各会派から要請されてくるということですか。今おっしゃっているのは、例えば議会運営委員会とか、そういうところで議論することはないということでしょうか。特定の方からだけだと、議長は御判断いただくのは多分難しいかと思うのですけれども、そこはどうなるのでしょうか。
15
◯寺岡まゆみ委員
人事のことだから、議運とかそういったものはないはずなのです。そうすると、今の機構の中で言えば、会派の代表者会か何かに各会派から話が来て、法整備が必要な部分があるから、ぜひとも次の人事ではこういった方を配置してもらいたいということを議長から市長に要請してくださいよと、それでそれが全会派の意見にまとまれば要請するでしょうし、要請したけれども、いろいろなことがあって、かなうときもあればかなわないときもある、それははっきり表に出るではないですか。そういうことを言っているのであって、ここで、どこどこで要請して、結果をどこに報告しろというところまで書く必要は全くないと思います。
16
◯高村真和委員
その辺は別にここに書かなくてもいいかと思います。ただ、やはり今みたいに代表者会議とか、そういった別のところでやるということも別に書かなくていいのかもしれませんけれども、それが共通認識として、ある程度皆さんで持っている必要は僕はあると思います。それがないと、どういう形で流れたかが結局分からないので、知っている人、知らない人とか、進める中で、そういう形でなっていくのはあまりよろしくないのかなと。特に人事の案件であるならば、特定の形で流れていくのが果たしていいのかなというのはちょっと疑問に感じているので、そこは気になったところなのです。表向きはとてもいいのですよ。まさに政策立案とか政策提言に資する職員ということですから、そういう形での要望ということはいいと思うのですけれども、特定の職員がどうのこうのというのは、先ほど気にされたようなことは、当然そこの部分は表に出す必要は全然ないわけですけれども、その辺のところは区別してきちんと整理すればよいかと私は思います。
17
◯瀧口慎太郎委員長
暫時休憩いたします。
午後1時14分 休憩
───────────
午後1時36分 開議
18
◯瀧口慎太郎委員長
再開いたします。
これまでの話合いの中でそろそろまとめさせていただきたいのですけれども、この第21条第2項につきまして、どのように扱うべきか、御意見をお出しください。
19
◯松田則康委員
様々な御意見もありますけれども、多くの議員から改善点、今後の方向性についても特にないということが多いので、ここはなしとなしにすればいいのではないかと提案させていただきます。
20
◯瀧口慎太郎委員長
よろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、A、改善及び今後の方向性につきましては、なし、そして、なしということで決めさせていただきます。
最後に、条文の評価について協議いたします。
条文評価を「条文改正が必要」とした議員はゼロ、「条文は改正せず、今後の取組を検討」とした議員は5人、「条文に従い、現行どおりの取組」とした議員は22人、「条文は廃止」とした議員は1人でした。最も多かった評価は「条文に従い、現行どおりの取組」ですが、これまでの協議内容を踏まえ、本委員会としてはどのような評価とするのか、御意見等お出し願います。
21
◯奈良直史委員
「条文に従い、現行どおりの取組」でよいと思います。
22
◯瀧口慎太郎委員長
井上敏夫委員外議員、よろしいでしょうか。
23
◯井上敏夫委員外議員
私は「条文は廃止」でやったのですけれども、多数意見で結構でございます。
24
◯瀧口慎太郎委員長
それでは、今、奈良委員からお話ししていただきました「条文に従い、現行どおりの取組」と評価をさせていただきます。
以上で、第21条第2項につきましてを終えさせていただきます。
続きまして、第22条の協議に入ります。
取組評価の評価区分をA「十分に達成」とした議員はゼロ、B「おおむね達成」とした議員は13人、C「一部達成」とした議員は11人、D「今後の検討が必要」とした議員は4人でした。
初めに、Cの検証・評価について協議いたします。
最も多かった評価区分はBの「おおむね達成」ですが、こちらにつきまして、本委員会としてどのような評価とするのか、御意見をお出し願います。
25
◯高村真和委員
数的にはBの「おおむね達成」が一番多いのですけれども、Cの「一部達成」と2名だけの違いということと、今回、Dの「今後の検討が必要」が4名ということでかなり人数が多いなという印象がありますので、ここはCでもいいのではないかなと私は思います。
26
◯瀧口慎太郎委員長
C評価でという御意見をいただきました。ほかの委員の方はいかがでしょうか。
27
◯後藤由紀子委員
私は個人的にはB評価にしたんですけれども、確かに結果として、C評価が11人、そしてD評価という方が4人いらっしゃると、低い評価の人が15人いらっしゃるということになりますので過半数を占めたということで、間を取ってというわけではないんですけれども、C評価に評価を下げるのがいいかと思います。
28
◯松田則康委員
私もB評価にしたのですが、私も含めて、B評価の人たちはできていないという評価のほうが多いので、実際にはBと言えるかどうか分からないものですから、これも捉えるとやはりC評価が妥当かなと思います。
29 ◯
池田博英委員
私は、厳しめでD評価という形にしているのですが、資料を見ていても、私以上にかなり厳しい評価があるので、Cでも別に構わないのですけれども、最終的には皆さんの意見でまとめていただければと思います。
30
◯瀧口慎太郎委員長
多くの方からC評価といただいておりますけれども、C評価でよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、C評価として進めさせていただきます。
次に、評価理由につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の評価検証結果を基に御意見等をお出し願います。
31
◯松田則康委員
多くの方々が評価の中で、B評価であっても、図書資料の確認ができていないというのが書かれていることの大半なのですね。これは入れるべきだと思います。ですから、定期的に図書資料の確認ができていないからという理由でいいかと思います。
32
◯高村真和委員
あと、もしつけ加えるとすれば、今の松田委員がおっしゃったのに加えて、難波議員が書かれているところで、1)に今のことが書かれていて、2)のところの「図書の整理や部屋の清掃等の年間目標値は達成している」も入れておけば、1)、2)が両方とも評価できている形になるので、これを採用するのでよいのではないかと思います。
33 ◯
池田博英委員
あと併せて言えば、これは高橋豊議員が出されている、使いやすい環境の整備の実施ができていないと、そのとおりなので、これは入れておく必要があるのではないかと思います。
34
◯瀧口慎太郎委員長
いかがいたしましょうか。今、幾つか挙げていただきましたけれども、まとめていただけるといいかと思うのですけれども。
35
◯高村真和委員
今、池田委員がおっしゃったことはとても大事な意見ですけれども、これは課題のほうに持っていったほうが流れとしてはいいかなと思うので、いかがでしょうか。
36
◯瀧口慎太郎委員長
池田委員、よろしいですか。
37 ◯
池田博英委員
はい。
38
◯瀧口慎太郎委員長
そうしますと、今、難波議員から挙げていただいている2項目、「図書資料の確認ができていない」「図書の整理や部屋の清掃等の年間目標値は達成している」、この2点を評価理由として挙げさせていただいてよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
次に、課題につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の評価検証結果を基に御意見等をお出し願います。
39
◯高村真和委員
先ほど池田委員がおっしゃった使いやすい環境の整備の実施ができていないでいいのではないかと思います。
40
◯瀧口慎太郎委員長
高橋豊議員から挙げていただいております使いやすい環境の整備が実施できていない。
41
◯松田則康委員
使いやすい環境の整備でいいんじゃないの。
42
◯瀧口慎太郎委員長
使いやすい環境の整備ということでよろしいですか。
ほかの委員の方はよろしいですか。
43 ◯
池田博英委員
つけ加えれば、私は今書いていますけれども、「図書、資料の充実と使いやすい環境の整備」ということで、例えば、あまり自分の問題として見ていなかったのですけれども、図書室を見てみると、2018年までは都市データパックというか、そういう整備がされているのですが、2019年以降の資料というのは意外にないのですね。だから、そこは私自身が把握し切れていないというのもありますから、その辺で言えば、さらなる図書、資料の充実というのも今後の課題としては必要なのではないかと思っています。
44
◯瀧口慎太郎委員長
そうしますと、池田委員から出していただいているものがまとめていただいているもので、「図書、資料の充実と使いやすい環境の整備」ということでまとめたものがありますけれども、ほかの方でいらっしゃいますか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、課題につきましては、池田委員から挙げていただいております「図書、資料の充実と使いやすい環境の整備」とさせていただきます。
次に、効果・成果につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の評価検証結果を基に御意見等をお出し願います。
45
◯後藤由紀子委員
私自身は、図書資料が古いとか図書室が狭いとか、そういった内容を書かせていただいたんですけれども、やはり効果と成果となりますと、どのような効果があって、どのような成果があったのかということをここに記さないといけないので、新井副委員長の「情報収集のツールとして、活用した。また、一般質問資料作成のためのコピー機の活用は、使用頻度が高い」、これはまさしくそのとおりだと思うので、一般質問資料作成に限定されるのかどうかは分からないんですけれども、情報収集のツールとして活用ができるということと、あと、図書室に設置されているコピー機の活用は、使用頻度が高いという内容はいいのではないかと思います。
46
◯瀧口慎太郎委員長
今挙げていただきましたけれども、ほかの委員の方でありますでしょうか。
47
◯松田則康委員
一般的な話として、議会図書室の充実という項目ですから、前半の部分のいわゆる情報収集に関してはそういう文言でいいかと思うのですが、やはりコピー機は図書室に必ずあるというわけではないし、今後の考え方でいったら、コピー機をここに盛り込むというのは誰も入れていないので、いまいちぴんとこない部分がありますから、そちらは省いたほうがいいかなと思います。我々も使っていることは使っているけれども、図書室イコールコピー機はないと思うのです。議会事務局の機能なのだから。
48
◯後藤由紀子委員
たまたま置いてあるということ。
49
◯松田則康委員
そういうことだよ。だって、新庁舎は図書館に行くかもしれないのでしょう。
50
◯瀧口慎太郎委員長
発言の際はマイクでお願いしたいのですけれども、今、後藤委員、また、松田委員からまとめていただきまして、新井副委員長の情報収集のツールとして活用できたということで、ほかの委員の方はいかがですか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、今まとめさせていただいたものとさせていただきます。
Cの検証・評価を踏まえまして、Aの改善及び今後の方向性について皆様に御意見等をお出しいただきたいのですけれども、まず、改善点、関連があれば今後の方向性という形で意見をいただきたいと思います。
51
◯高村真和委員
ここは大きく将来を見越して、今の現状ではなくても、次の複合施設のことを含めて考えて書いている方といらっしゃいますし、それから、図書資料の充実と使いやすい環境整備という方向性と、もう一つは、中央図書館との関係ということで、これは全く違う方向性の意見が2つ出ているので、これをどういうふうに整理するのかというのは一つあるのですけれども、ここでは中央図書館との整理というのは、この条文の流れの中では書くのがちょっと難しいかなと思いますので、仮に中央図書館に行ったとしても、そうなったとしても、やはり図書資料の充実と使いやすい環境整備というのは変わらないと思いますので、そこを一つ、池田委員が書かれているここが改善点でいいのかなというふうに個人的には思います。
52
◯瀧口慎太郎委員長
池田委員からは、「図書資料の充実と使いやすい環境整備」が改善点、今後の方向性としましては「議会活動で必要な資料の購入、環境整備」。
53
◯奈良直史委員
これを読むと、各議員の考え方が本当によく出ているなと思うのですけれども、総体的にすごく人ごとだなと思ったところがあるのですね。基本的には議会図書室だから、我々が使う前提だから我々がもっと関与すべきというところがあって、自分と瀧口委員長がそれに対して言及している。他市を見ても、議会図書室の運営委員みたいなものを選んでいる議会というのも実はあって、やはり自分たちである程度整理していくところから始めていかないと、何が置いてあるかも分からない、何が欲しいかというところもあるでしょうから、そういったところが方向性になるのではないかなと自分は強く思うところです。
54
◯寺岡まゆみ委員
私も奈良委員と同様で、恐らく自分はですけれども、議会図書館に対しての関心というか、やはり議員がしっかりと絡んでいくということを今後の方向性にしておかないと、それはどんな資料が欲しいかということにつながってこないと思うので、その辺を方向性に残したらいかがでしょうか。
55 ◯
池田博英委員
今、奈良委員、寺岡委員も言われたとおり、自分ごと、議会全体としてこの図書室をどう充実させていくかという方向性を考えていく必要があると。それで私は、瀧口委員長は、かなり具体的な踏み込んだ提案だなと。こういうことをやっていけば確かに議員の側としての問題意識が生まれるので、これは本当に積極的な提案で、この方向性で私はいいなと。ただ、ここで決めていいものかどうか分かりませんけれども、充実を図るという方向性で言えばいいのではないかと思いました。
56
◯瀧口慎太郎委員長
そうしますと、まず改善点におきましては、池田委員から挙げていただいている「図書資料の充実と使いやすい環境整備」ということで一致いただいてよろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
今後の方向性は、図書室を利用するに当たって、議員が積極的に一緒に絡んでいったらどうでしょうかという御提案をいただいておりますけれども、そこのところは皆様いかがでしょうか。
57
◯後藤由紀子委員
瀧口委員長はかなり具体的な内容になっているんですが、寺岡委員の「議員も絡む」程度のシンプルな内容になっているので、そちらでいいのではないかと思います。
58
◯寺岡まゆみ委員
あえて言えば、図書資料の購入及び整頓とか整理にも議員が絡むというふうにしたらいかがかと思います。
59
◯瀧口慎太郎委員長
ここで少し文言調整なのですけれども、絡むということでよろしいでしょうか。
60
◯後藤由紀子委員
関わる。
61
◯奈良直史委員
関与する。
62
◯後藤由紀子委員
議員間討議。
63
◯瀧口慎太郎委員長
図書資料の整理整頓に議員も関与する、関与で止めますか。
64 ◯新井啓司副委員長
寺岡委員のこと、そして、瀧口委員長の文言を整理して、図書資料の購入及び整理はいいと思うのです。そこに加えて、瀧口委員長の言葉をさらに作しまして、計画的に参加する、計画性を持って行っていくというふうなことを今後の方向性としていけば、皆さんが協力的に図書室のほうの整理に努められるのではないかということで考えました。
65
◯瀧口慎太郎委員長
図書資料及び整理整頓に議員も計画的に参加する、いかがでしょうか。関与する、関わる。
66
◯奈良直史委員
もうちょっと主体的になるべきというスタンスで自分は書いているつもりなので、参加する、参画する、もしくは主体性を持つとか、ちょっと強い表現のほうがいいのかなという思いはあります。
67
◯瀧口慎太郎委員長
いかがでしょうか。参画する、参加する、皆様からいい意見があればお出しください。
68 ◯新井啓司副委員長
それでは、参加する、参画というふうな御意見も出たのですが、取り組むという言葉のほうが主体性も出てくるし、いかがでしょうか。訂正します。
69
◯瀧口慎太郎委員長
皆様から今、賛成という声をいただきましたので、図書資料及び整理整頓に議員も計画的に取り組むでよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、A、改善及び今後の方向性につきましては以上とさせていただきます。
それでは、これまで皆様に御協議いただきましたけれども、最後に、条文の評価について協議いたします。
条文評価を「条文改正が必要」とした議員は1人、「条文は改正せず、今後の取組を検討」とした議員は11人、「条文に従い、現行どおりの取組」とした議員は15人、「条文は廃止」とした議員は1人でした。最も多かった評価は「条文に従い、現行どおりの取組」ですが、これまでの協議内容を踏まえ、本委員会としてはどのような評価とするのか、御意見等お出し願います。
70
◯奈良直史委員
「条文は改正せず、今後の取組を検討」ということだと思います。
71
◯瀧口慎太郎委員長
井上敏夫委員外議員、よろしいですか。「条文は廃止」とありますけれども。
72
◯井上敏夫委員外議員
私は廃止なのですけれども、皆さんの意見で結構です。
73
◯瀧口慎太郎委員長
また、副委員長には会派を代表して出ていただいておりますけれども、高田昌慶議員から「条文改正が必要」とありますけれども、特にありますか。
74 ◯新井啓司副委員長
今の話合いをしっかりと伝えたいと思います。
75
◯瀧口慎太郎委員長
それでは、多くの皆様に御協議いただきまして、条文の評価は「条文は改正せず、今後の取組を検討」とさせていただきます。
以上で第22条につきましては終了とさせていただきます。
ここで10分間休憩いたします。
午後2時03分 休憩
───────────
午後2時13分 開議
76
◯瀧口慎太郎委員長
再開いたします。
続きまして、第23条の協議に入ります。
取組評価の評価区分をA「十分に達成」とした議員は17人、B「おおむね達成」とした議員は10人、C「一部達成」とした議員は1人、D「今後の検討が必要」とした議員はゼロでした。
初めに、Cの検証・評価について協議いたします。
最も多かった評価区分はA「十分に達成」ですが、こちらにつきまして、本委員会としてどのような評価とするのか、御意見をお出し願います。
77
◯奈良直史委員
最多回答ですので、「十分に達成」でよいと思います。
78
◯瀧口慎太郎委員長
ほかの委員の方、いかがでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、第23条におきましては、A「十分に達成」とした評価で進めさせていただきます。
次に、評価理由につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の評価検証結果を基に御意見等をお出し願います。
79
◯奈良直史委員
結構な方が書かれているのであれなのですけれども、予算の目標と実績の比較で実施達成率が100%という文言でよろしいのではないかと思います。
誰のか言ったほうがいいの。
80
◯瀧口慎太郎委員長
そうですね。
81
◯奈良直史委員
瀧口委員長が「100%確保されている」ということを書かれておりますので、それでお願いいたします。
82
◯瀧口慎太郎委員長
ほかの方でいかがでしょうか。「100%確保されている」と御意見をいただきましたけれども、よろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
次に、課題につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の評価検証結果を基に御意見等をお出し願います。
83
◯奈良直史委員
A評価の100%確保ということであれば、課題なしでよいかと思います。
84
◯瀧口慎太郎委員長
よろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
課題につきましては、なしとさせていただきます。
次に、効果・成果につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の評価検証結果を基に御意見等をお出し願います。
85
◯奈良直史委員
瀧口委員長が「必要とする予算の確保ができ、議事機関機能の充実となっている」と書かれておりますので、それでよろしいと思います。
86
◯瀧口慎太郎委員長
奈良委員から御意見をいただきましたけれども、ほかの方でいらっしゃいますか。
それでは、「必要とする予算の確保ができ、議事機関機能の充実となっている」でよろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、C、検証・評価につきましては以上とさせていただきます。
続きまして、A、改善及び今後の方向性について協議いたします。
ただいま御協議いただいた検証・評価の結果を踏まえ、改善点につきまして本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の御意見を基に御意見等をお出し願います。
87
◯奈良直史委員
これについては、なし、なしでよいと思います。
88
◯瀧口慎太郎委員長
ほかの委員の方はよろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、第23条におきましてのA、改善点及び今後の方向性におきましては、なし、そして、なしとさせていただきます。
最後に、条文の評価について協議いたします。
条文評価を「条文改正が必要」とした議員はゼロ、「条文は改正せず、今後の取組を検討」とした議員は6人、「条文に従い、現行どおりの取組」とした議員は21人、「条文は廃止」とした議員は1人でした。最も多かった評価は「条文に従い、現行どおりの取組」ですが、これまでの協議内容を踏まえ、本委員会としてはどのような評価とするのか、御意見等お出し願います。
89
◯奈良直史委員
「条文に従い、現行どおりの取組」でよいと思います。
90
◯瀧口慎太郎委員長
井上敏夫委員外議員、よろしいでしょうか。
91
◯井上敏夫委員外議員
結構です。
92
◯瀧口慎太郎委員長
それでは、最多回答、また、奈良委員からいただきました「条文に従い、現行どおりの取組」とさせていただき、第23条は以上とさせていただきます。
続きまして、第24条の協議に入ります。
取組評価の評価区分をA「十分に達成」とした議員は20人、B「おおむね達成」とした議員は8人、C「一部達成」とした議員はゼロ、D「今後の検討が必要」とした議員はゼロでした。
初めに、Cの検証・評価について協議いたします。
最も多かった評価区分はAですが、こちらにつきまして、本委員会としてどのような評価とするのか、御意見をお出し願います。
93
◯後藤由紀子委員
この場合、評価は、最も多い十分に達成、Aでいいと思います。
94
◯瀧口慎太郎委員長
それでは、後藤委員から、A「十分に達成」の20人ということで、A評価をいただきまして、皆様から御異議なしといただきましたので、A評価で進めさせていただきます。
それでは、C「検証・評価」に移りますけれども、評価理由につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の評価検証結果を基に、御意見等をお出し願います。
95
◯奈良直史委員
少し格好をつけ過ぎかもしれませんが、高橋豊議員の「常に良心に従い、誠実かつ公正に『厚木市議会議員の政治倫理要綱』を遵守している」という一文で言い表されると思います。
96
◯瀧口慎太郎委員長
ほかの委員の方、いかがでしょうか。
97
◯後藤由紀子委員
いいと思います。
98
◯瀧口慎太郎委員長
高橋豊議員からの「常に良心に従い、誠実かつ公正に『厚木市議会議員の政治倫理要綱』を遵守している」。
99 ◯新井啓司副委員長
高橋豊議員にプラスして、効果・成果ですから、委員長の「市民の負託に応えている」という文言はやはり……。
100
◯瀧口慎太郎委員長
理由です。
101 ◯新井啓司副委員長
すみません。訂正します。
102
◯瀧口慎太郎委員長
高橋豊議員から挙げていただいているものでよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
次に、課題につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の評価検証結果を基に御意見等をお出し願います。
103
◯奈良直史委員
ここは我々に大きく関連するところでもございます。なしにするのではなく、これもまた高橋豊議員の「市政に関わる責任の重さを深く自覚し、緊張感を持って行動する」という一文を入れるべきと思います。
104
◯高村真和委員
圧倒的なA評価なので、これもとてもいい文章なので、課題のところではなくて、その後の今後の方向性とか、そちらで書かれたほうが格好いいかなと。格好いいというのは表現があれなのですけれども、ここにあえて課題として挙げる必要はないのではないかと思いました。
105
◯瀧口慎太郎委員長
そうしますと、今、高村委員からもいただきましたけれども、A評価ということで、課題につきましては、なしでというお話をいただきましたけれども、よろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
次に、効果・成果につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の評価検証結果を基に御意見等をお出し願います。
106 ◯新井啓司副委員長
瀧口委員長の「誠実かつ公正な職務の遂行により市民の負託に応えている」というふうなことが適当かと思います。
107
◯瀧口慎太郎委員長
ほかの委員の方、いかがでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、「誠実かつ公正な職務の遂行により市民の負託に応えている」とさせていただきます。
それでは、C、検証・評価につきましては以上とさせていただきまして、ただいま御協議いただいた検証・評価の結果を踏まえ、Aの改善及び今後の方向性につきまして皆様から御意見をいただきたいと思います。改善点、そしてまた関連があれば、今後の方向性、よろしくお願いいたします。
108
◯後藤由紀子委員
A評価なので、改善点はなしでよいのではないかと思います。
109
◯瀧口慎太郎委員長
改善点につきましてはなしと、今後の方向性につきまして、先ほど高村委員ですか、高村委員、もう一度お願いできますか。
110
◯高村真和委員
ここで高橋豊議員から同じような表現が出ておりますけれども、今後の方向性で、「市政に関わる責任の重さを深く自覚し、緊張感を持って行動する」というこの一文がいいかと思います。
111
◯瀧口慎太郎委員長
これまで同様とか、そういった形は特に必要ないですか。「市政に関わる責任の重さを深く自覚し、緊張感を持って行動する」でよろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
そうしましたら、井上敏夫委員外議員、いかがですか、条文廃止とありますが。
112
◯井上敏夫委員外議員
皆さんの御意見を尊重いたします。
113
◯瀧口慎太郎委員長
それでは、ただいま皆様から御意見をいただきましたので、Aの改善及び今後の方向性につきましては以上とさせていただきます。
最後に、条文の評価について協議いたします。
条文評価を「条文改正が必要」とした議員はゼロ、「条文は改正せず、今後の取組を検討」とした議員はゼロ、「条文に従い、現行どおりの取組」とした議員は27人、「条文は廃止」とした議員は1人でした。最も多かった評価は「条文に従い、現行どおりの取組」ですが、これまでの協議内容を踏まえ、本委員会としてはどのような評価とするのか、御意見等お出し願います。
114
◯奈良直史委員
そもそもが政治倫理要綱に違反してはならぬということであるのですけれども、「条文に従い、現行どおりの取組」でよろしいと思います。
115
◯瀧口慎太郎委員長
奈良委員から御意見をいただきましたけれども、皆様よろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
先ほど井上敏夫委員外議員からもいただきましたので、「条文に従い、現行どおりの取組」とさせていただきます。
以上で、第24条につきましては終えさせていただきます。
続きまして、第25条第1項の協議に入ります。
取組評価の評価区分をA「十分に達成」とした議員は14人、B「おおむね達成」とした議員は9人、C「一部達成」とした議員は4人、D「今後の検討が必要」とした議員は1人でした。
初めに、Cの検証・評価について協議いたします。
最も多かった評価区分はAですが、こちらにつきまして、本委員会としてどのような評価とするのか、御意見をお出し願います。
116
◯後藤由紀子委員
これは数字の目標値と実績が出ていて、4年に1回という数字から4年に2回行っているということで、私自身も評価をAとしていますので、Aでいいと思います。
117
◯瀧口慎太郎委員長
A評価でというお話をいただいております。C「一部達成」、また、D「今後の検討が必要」とされている委員の方もこの場にいらっしゃいますけれども、よろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、後藤委員から、A「十分に達成」の評価でということで御意見をいただきましたので、取組評価につきましてはAで進めさせていただきます。
次に、評価理由につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の評価検証結果を基に御意見等をお出し願います。
118
◯後藤由紀子委員
先ほど申し上げましたけれども、目標値、4年に1回となっているものに対して実績回数が4年に2回と、数字で言ったら倍になっているため、これは目標を達成しているからということでいいと思います。
119
◯瀧口慎太郎委員長
数値目標は達成できておりますので、先ほどのA評価。それに関連して理由をいただきました。ほかの委員の方、いかがでしょうか。
120
◯奈良直史委員
今のでもいいとは思うのですけれども、数を打てばいいみたいな読み取り方もできなくもなく、そうすると、田口孝男議員の「議会の在り方検討会で検討・協議を2回実施した」ぐらいの表現でとどめておいたほうがいいのかなと思っております。
121
◯瀧口慎太郎委員長
今、2つの案をいただきましたけれども、他の委員の方、いかがでしょうか。合わせたものにしますか、いかがでしょうか。まとめていただいて、どなたかありますか。後藤委員からは、数値目標を達成できております、また、奈良委員からは、田口議員から挙げていただいている「議会の在り方検討会で検討・協議を2回実施した」と、その2つを合わせたものでよろしいですか。
122
◯高村真和委員
先ほど奈良委員がおっしゃったのをシンプルにして、あまり回数のこともあれなので、さっきもお話があったのですけれども、果たして1回のところを2回やった、数が多ければいいかと。なので、議会の在り方検討会で十分議論したぐらいにしてもいいのではないかと思うのです。そのくらいでいかがですかという感じですけれども。
123 ◯
池田博英委員
私も同じで、議会の在り方検討会で検討・協議をされたと。十分を入れるかどうかは別としても、それで結構です。
124
◯後藤由紀子委員
これは取組内容を実施回数で評価をするようになっているので、回数は必要なのではないのかなと思いました。
125
◯瀧口慎太郎委員長
後藤委員のものに関しては、先ほど数値目標を達成できているという中に、4年に1回の目標値を4年に2回というものを入れたほうがいいということですか。奈良委員から先ほど出ていたものを入れたほうがいいよという賛成の意見で言っていただいているということでよろしいですか。
126
◯後藤由紀子委員
そうです。奈良委員が先ほどおっしゃったものに対して、これは評価の理由として、その実施回数というのが目標値にあって、それに対する実績がこうだったよということがこの評価の理由につながっているのだと思ったので、数字は必要だと思いました。
127
◯瀧口慎太郎委員長
いかがいたしますか。奈良委員、後藤委員からは、4年のうちの2回行ってきたということで、そこのところがあったのですけれども、奈良委員、いかがですか。
128
◯奈良直史委員
後藤委員からは倍になっているためという文言があったので、そこまでは要らないのではないかということで、自分は「検討・協議を2回実施した」という発言をして、高村委員から、回数までは入れなくていいのではないですかというお話がありというところだったと思うのです。僕は、自分の2回案と、高村委員の話でもいいのかなと思っています。
129
◯瀧口慎太郎委員長
少し整理させていただいてよろしいですか。まず後藤委員から、先ほど一番最初にお話しいただいた数値目標は達成できている。これにつきましては、皆様よろしいですか。奈良委員から、「議会の在り方検討会で検討・協議を2回実施した」と。ただ、2回実施したことに関しては入れなくてもいいのではないか、その中で在り方検討会で検討・協議をしてきたとか、そのような形で十分にしてきたと、そこのところの十分の文言を入れるかどうかというところで今話をまとめさせていただきたいのですけれども。
130
◯松田則康委員
自主的に2度協議に加わった人間として、同じ人間というか、議員は4年間変わっていないわけですよ。新井副委員長が書いてあるとおり、最初のときに投票を実施したものですから、2度目の協議のときに投票までやって、4年間のうちに2回も協議する必要があるのですかということを投げかけたことがありまして、ただ、社会情勢が変わったり、そのときの投票した議員の考え方も変わっているかもしれないということで、確かにそういう事実もあったものですから、協議をしました。
そういう意味では、2回実施したというのは決して軽いものではないと思っていますので、奈良委員の書いたとおり、2回実施したでいいのではないかと思っております。決して、本来は投票までやったのだから2度もやる必要はないんじゃないということを言った人間として、現実にはやはり人数も変わっていったのですよ。だから、やはり社会情勢を鑑みて、1年に1回やってもいいぐらいのことを4年のうち2回もやったということだからいいのではないかと思います。
131
◯瀧口慎太郎委員長
そうすると、松田委員の御意見は、奈良委員の最初のものをそのまま採用してもいいのではないかということでいただいたのですけれども、ほかの委員の方はいかがでしょうか。そのような形でよろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
今、確認をさせていただきたいのですけれども、まず、第25条については議員定数というのが冠でありまして、実は今それぞれ意見をいただいた中で、選挙時期について、あのときは議会議員選挙、市長選に合わせたらどうかということで投票したものでありましたので、あのときは議員定数削減の模擬投票をしたわけではないということの確認を一応お願いしたいと思います。ですので、奈良委員等のもう一度、そこのところを整理するに当たって、議員定数について2回にわたって、あのときに協議をしたのかどうか、そこのところを確認……。
132
◯松田則康委員
おっしゃるとおり、定数のことも実は2回やっています。
133
◯瀧口慎太郎委員長
2回やられているということの中でということですね。それで……。
134
◯松田則康委員
投票は確かにおっしゃるとおりだったと思うのですけれども、最初のときの定数は、社会情勢に鑑みだったのだけれども、2回目は議員報酬と絡めてという内容で出てきていますから、2回やっています。
135
◯瀧口慎太郎委員長
では、それに合わせた中で入っているということで、2回ということで捉えてよろしいですね。分かりました。
そうしますと、奈良委員の意見、また、その前に後藤委員からの意見ということで、その2つを合わせたものでよろしいでしょうか。
136
◯松田則康委員
奈良委員というか、田口議員の意見でしょう。
137
◯瀧口慎太郎委員長
そうです。田口議員のものを。それでは、田口議員のものをそのままということでよろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、評価理由につきましては以上とさせていただきます。
次に、課題につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の評価検証結果を基に御意見等をお出し願います。
138
◯高村真和委員
こういう今の流れでいきますと、なしでよろしいかと思います。
139
◯瀧口慎太郎委員長
ほかの委員の方はよろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、課題につきましては、なしとさせていただきます。
次に、効果・成果につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の評価検証結果を基に御意見等をお出し願います。
140
◯後藤由紀子委員
効果と成果なので、私自身はいろいろ議論の中でいろんな考え方があるということが分かったということを書いた。ちょっと文章が長くなっていますけれども、いろいろな考えがあるということが理解できたということを書いたつもりで、効果と成果というものに対して、新井副委員長の「すでに2回にわたって検討されてきた。その結果、現状どおりとなっている」というのが、その効果なのかなと思います。
141
◯松田則康委員
Aなので、あまり長い言葉は必要ないと思うので、井上武議長の「条文に対しての十分な議論が行われた」ぐらいでいいのではないかと思うのですけれども。
142
◯瀧口慎太郎委員長
いかがいたしましょうか。今、松田委員から、井上武議長の「条文に対しての十分な議論が行われた」。後藤委員、よろしいですか。
143
◯後藤由紀子委員
はい。
144
◯瀧口慎太郎委員長
それでは、Cの検証・評価につきましては以上とさせていただきます。
続きまして、A、改善及び今後の方向性について協議いたします。
ただいま御協議いただいた検証・評価の結果を踏まえ、改善点につきまして本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の御意見を基に御意見等をお出し願います。
145
◯高村真和委員
課題がなしということですので、改善点もなしにして、今後の方向性としては、田口議員の「議員定数の検討・協議を継続する」ぐらいでいいのではないかと思います。
146
◯瀧口慎太郎委員長
ほかの委員の方はいかがでしょうか。よろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
改善点におきましては、なし、また今後の方向性におきましては、田口議員の「議員定数の検討・協議を継続する」と。
それでは、改善点及び今後の方向性につきましては以上とさせていただきます。
最後に、条文の評価について協議いたします。
条文評価を「条文改正が必要」とした議員はゼロ、「条文は改正せず、今後の取組を検討」とした議員は4人、「条文に従い、現行どおりの取組」とした議員は23人、「条文は廃止」とした議員は1人でした。最も多かった評価は「条文に従い、現行どおりの取組」ですが、これまでの協議内容を踏まえ、本委員会としてはどのような評価とするのか、御意見等お出し願います。
147
◯奈良直史委員
最多回答の「条文に従い、現行どおりの取組」でよいと思います。
148
◯瀧口慎太郎委員長
井上敏夫委員外議員、よろしいですか。
149
◯井上敏夫委員外議員
結構です。
150
◯瀧口慎太郎委員長
それでは、「条文に従い、現行どおりの取組」とさせていただき、第25条第1項につきましては、これまで御協議いただいたとおりといたします。
続きまして、第25条第2項の協議に入ります。第25条第2項におきましては、D、取組内容、そして、Cの検証・評価についてはございませんので、A、改善及び今後の方向性について皆様から御意見等をお出しください。
151
◯奈良直史委員
これは定数を条例に定めるところによるとしか書かれていない条文でございますので、改善も、方向性もなし、なしとするのが望ましいのだと思います。
152
◯瀧口慎太郎委員長
なし、なしということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、改善及び今後の方向性につきましては、それぞれなしとさせていただきます。
最後に、条文の評価について協議いたします。
条文評価を「条文改正が必要」とした議員はゼロ、「条文は改正せず、今後の取組を検討」とした議員は2人、「条文に従い、現行どおりの取組」とした議員は25人、「条文は廃止」とした議員は1人でした。最も多かった評価は「条文に従い、現行どおりの取組」ですが、これまでの協議内容を踏まえ、本委員会としてはどのような評価とするのか、御意見等お出し願います。
153
◯奈良直史委員
「条文に従い、現行どおりの取組」でよいと思います。
154
◯瀧口慎太郎委員長
井上敏夫委員外議員、いかがでしょうか。
155
◯井上敏夫委員外議員
廃止、廃止ですみません。皆さんの意見でいいです。
156
◯瀧口慎太郎委員長
それでは、ただいま御意見いただきました「条文に従い、現行どおりの取組」とさせていただき、第25条第2項につきましては以上とさせていただきます。
続きまして、第26条第1項の協議に入ります。第26条第1項につきましても、D、取組内容、C、検証・評価についてはございませんので、A、改善及び今後の方向性につきまして皆様から御意見等をお出しください。
157
◯奈良直史委員
この条文は、議員報酬が別の条例に定めるものを書いているのみでございますので、改善並びに今後の方向性ともになしでよいと思います。
158
◯瀧口慎太郎委員長
よろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、A、改善及び今後の方向性につきましては、それぞれなしとさせていただきます。
最後に、条文の評価について協議いたします。
条文評価を「条文改正が必要」とした議員はゼロ、「条文は改正せず、今後の取組を検討」とした議員はゼロ、「条文に従い、現行どおりの取組」とした議員は27人、「条文は廃止」とした議員は1人でした。最も多かった評価は「条文に従い、現行どおりの取組」ですが、これまでの協議内容を踏まえ、本委員会としてはどのような評価とするのか、御意見等お出し願います。
159
◯奈良直史委員
「条文に従い、現行どおりの取組」でよいと思います。
160
◯井上敏夫委員外議員
異議ありません。
161
◯瀧口慎太郎委員長
それでは、「条文に従い、現行どおりの取組」とさせていただき、第26条第1項につきましては以上とさせていただきます。
続きまして、第26条第2項の協議に入ります。Dの取組内容及びCの検証・評価につきましてはありませんので、A、改善及び今後の方向性につきまして皆様から御意見等をお出しください。
162
◯奈良直史委員
これも先ほど来からと同じで、改正に当たって、この3点について考えてねというものでございますので、改善、方向性ともになしでよいと思います。
163
◯瀧口慎太郎委員長
この委員の皆様の中で、改善点及び今後の方向性について触れていらっしゃる方の中で御意見等があれば、いかがでしょうか。
164
◯後藤由紀子委員
これは私もなし、なしで、さらに評価としても現行どおりというふうにしたんですけれども、比較的、議員の皆さんの意見がすごく多いように感じたんですが、そもそもなんですけれども、これを評価するに当たって、この議員報酬の改正に当たり考慮すべきことを定めたものというこの条文の内容に対しての評価だと思いますので、内容というか、この条文に対しての評価だと思って、条文の内容の項目の評価ではないので、なし、なしの現行どおりだと思います。
165
◯瀧口慎太郎委員長
後藤委員のほうからはこの条文に沿った形での評価ということを、御自分の意見としては、なし、なしですよということですよね。特に意見はございませんか。
166
◯高村真和委員
基本的にそういうことなのですけれども、さらに一歩踏み込むと、高橋豊議員が掲げている「事項を考慮する(1)(2)(3)の議論を深めていく」ということと、今後の方向性は「あらゆる角度から議論を深める」と書かれていて、この3点については特に考慮するということですけれども、あらゆる方面、角度から議論を深めるというこの辺の書き方は前向きで、この書き方もいいかなと。なし、なしと書く方法もありますけれども、こういう形で、少なくともこの中でも議論は結構されてきたと思いますので、そういう意味では、ここの書き方もありかなと思いましたけれども、いかがでしょうか。
今、条文そのものを評価するということのお話もありましたけれども、実際それに沿って、今後、この辺のところをどうするかという書き方、取組まで含めた形で書いている方もいらっしゃるのですけれども、そこをどうするかというところだと思います。なし、なしでもいいかと思いますけれども、条文だけに限定するということであれば、なし、なしというのもありだと思います。
167
◯松田則康委員
今の高橋豊議員のものは条文の評価としてはいいのかもしれないのだけれども、では、例えばそれで評価ができたとして我々がどうこうできるという話ではないのだよね。もっと言えば、中には渡辺副議長でしたか、「報酬審議会へ答申する」とあるのだけれども、その答申さえできるかどうかも分からない。正直言って、報酬審議会そのものは市長の諮問機関であって、議会の諮問機関ではないので、これも多分、直接的には無理だと思うのです。そうすると、我々は、いわゆるお手盛りだという批判を受けないために、基本的には、過去においては報酬に関しての審議をしてこなかったわけですよ。ただ、議会の在り方検討会の中では、議員定数を絡めた中で、やはり成り手が少ないとかそういう内容から、ちゃんと標準的な議員報酬を出すべきではないかという議論をしたことはありますけれども、それを結論としてそのとおりだとなったとしても、どういう方向で、どういうアピールをしたらいいのかが見えてこないので、これを載せたからといって、それはいいのだけれども、では、どういう対応をするのだというところまではいっていないのです。先ほどの話ではないけれども、全会一致で議長を通じて市長に申出をするとか、そのような方向でないと、私は31年ここにいるのだけれども、結局、議員報酬というのは過去においても一度しか改定されていないのです。その一度の改定だって、元議員であった甘利正行さんがお辞めになるに当たって、このままではあまりにも議員さんの成り手も少ないし、生活が安定しないので、昔みたいに兼業の議員さんがほとんどいなくなってきたので、議員一本でできるような報酬に上げてもらえないかというので、今、上げてもらった額になっている。その前は28万円ぐらいだったのです。今40万円を超えていますから。そういう1回の値上げさえも大変難しい状況なのですよ。要するに市民に説明責任が果たせるかどうか。だから、そういう議論をできる場所があるということは必要だと思っていますけれども、では、これをどこでやるのか、評価検証ではできないよね。だから、そこまで考えたものがあるなら出してもらって、そういうところでできるなら、こういう方向性でいいのかなと思うのだけれども。
168
◯後藤由紀子委員
今の松田委員の御意見も伺った上で、そうなると、成果指標を変えるのが今後の方向性になるのかなと思いました。
169
◯奈良直史委員
条文に(1)、(2)、(3)というのがあって、これにとらわれずとか、検証するというのもあるのですけれども、恐らくつくったときに、これ以外を足していくと話がまとまらないよねというところがあるはずなのです。だから、最低この3条件で見てくれれば議会として意見集約ができるのではないかということを期待してつくっていると思うので、これに検証するとか、とらわれずというのであるならば、では、4の案、5の案を出してくれという話になってくると思うのです。
その話からすると、僕はやはり改善も、方向性もなし、なしでいいのではないかと。4とか5が出てくるのであるならば、それはそのときにまた検討して足せばいいのだと思うので、ここはなし、なしがいいと思います。
170
◯松田則康委員
本音は、奈良委員の意見でいいと思っているのです。ただ、その前の第26条第1項のほうで、条例第18号に議員報酬を定めたことが載っていて、それに対する補足説明が第26条第2項だという考え方でいけば、第1項のほうでなし、なしにしたのだから、第2項もなし、なしにして当然と言えば当然なのだけれども、ただ、今話をした内容だって、多分、議員の人は過去の事例としてほとんど知らないのだよね。だから、そういう意味でどうしていくのだということは、ここでなくてもいいから、今後どこかの機会で検討する必要があるのではないかと思ったので、老婆心ながら、なし、なしでいいと思います。
171
◯瀧口慎太郎委員長
なし、なしということで、改善点、今後の方向性、いかがでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、第26条第2項の改善及び今後の方向性につきましては、御意見をいただいたとおりとさせていただきます。
最後に、条文の評価について協議いたします。
条文評価を「条文改正が必要」とした議員はゼロ、「条文は改正せず、今後の取組を検討」とした議員は6人、「条文に従い、現行どおりの取組」とした議員は21人、「条文は廃止」とした議員は1人でした。最も多かった評価は「条文に従い、現行どおりの取組」ですが、これまでの協議内容を踏まえ、本委員会としてはどのような評価とするのか、御意見等お出し願います。
172
◯奈良直史委員
「条文に従い、現行どおりの取組」でよいと思います。
173
◯瀧口慎太郎委員長
井上敏夫委員外議員、いかがでしょうか。
174
◯井上敏夫委員外議員
私は少数意見の「条文は廃止」なのですが、皆さんの意見を聞いていると、条文の廃止でもいいのではないかなと思いましたけれども、ここは大多数が「条文に従い、現行どおりの取組」となっていますので、皆さんの御意見どおりで結構でございます。
175
◯瀧口慎太郎委員長
皆様、よろしいでしょうか。井上敏夫委員外議員からも今意見をいただきましたけれども、多くの議員の方から、「条文に従い、現行どおりの取組」といただいた中で、皆様の御意見をまとめさせていただくと、現行どおりの取組とさせていただいてよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、条文の評価につきましては、「条文に従い、現行どおりの取組」とさせていただきます。
以上で第26条第2項につきましては終了とさせていただきます。
ここで10分間休憩いたします。
午後3時02分 休憩
───────────
午後3時12分 開議
176
◯瀧口慎太郎委員長
再開いたします。
続きまして、第27条の協議に入ります。
第27条におきまして、取組評価の評価区分をA「十分に達成」とした議員は8人、B「おおむね達成」とした議員は17人、C「一部達成」とした議員は2人、D「今後の検討が必要」とした議員は1人でした。
初めに、Cの検証・評価について協議いたします。
最も多かった評価区分はBですが、こちらにつきまして、本委員会としてどのような評価とするのか、御意見をお出し願います。
177
◯高村真和委員
一番多いBの「おおむね達成」がよろしいかと思います。課題も若干ありますので、そういう意味では、あったと思いますので、Bが妥当ではないかと思います。
178
◯瀧口慎太郎委員長
B評価と御意見をいただきましたけれども、ほかの委員の方、いかがでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、取組評価におきましては、B「おおむね達成」17人の意見を参考に進めさせていただきます。
次に、評価理由につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の評価検証結果を基に御意見等をお出し願います。
179
◯高村真和委員
瀧口委員長の「目標値が達成されている」ということで、シンプルでいいと思います。
180
◯瀧口慎太郎委員長
目標値が達成されているということでよろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
次に、課題につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の評価検証結果を基に御意見等をお出し願います。
181
◯後藤由紀子委員
これはB評価ですので、課題が必要だと考えています。私自身がなぜこれをB評価にしたかというと、達成はされているんですけれども、実際に──今は成果でしたか。
182
◯瀧口慎太郎委員長
課題です。
183
◯後藤由紀子委員
課題ですよね、すみません。今後は外部評価も行っていくことが望ましいと考えていますので、課題のほうにはそれを入れていきたいと思いました。これは合っているかな、お願いします。
184
◯奈良直史委員
手前みそで恐縮ですけれども、自分の「取組内容の設定時期、評価の時期、また評価方法」というところで、大体皆さんの言いたいところは言い尽くせるのではないかと思っています。
185
◯後藤由紀子委員
そうしますと、渡辺副議長が書かれている「検討委員会設置が遅かった。毎年を通し検証することが重要。ほかに、外部評価について検討する」というものの内容も、今、奈良委員と私が言ったものを合わせたもののようになっているので、これをもう少し簡略化していただければいいのかなと思いました。
186
◯奈良直史委員
課題に関してはいろいろあるというのは皆さん共通認識のところで、ただ、PDCAでやっていくところから始まり、そうすると、では課題を設定しました、課題を設定したのだけれども、遡及すること3年間の評価をしていったというところでちぐはぐになってしまったのはしようがないことだと思います。それを遅いという言い方もできるかもしれないのですけれども、では、任期のスタートでその議論をやっていたのかといったらそういうわけでもない話ですから、その辺の思っているところがあるのはしようがないのですけれども、ただ、それを書くというよりは、また手前みそで恐縮ですけれども、「取組内容の設定時期、評価の時期、また評価方法に課題」というところで落ち着くのではないかと思っています。
外部評価云々に関しては、当初の皆さんの話の中で、この議論が一通り終わった後にまたするという話で来ていたはずですから、そこでまた話せばいいので、今のところで言い表せるというふうに考えています。
187
◯寺岡まゆみ委員
私も奈良委員の言うとおりで、「取組内容の設定時期、評価の時期、また評価方法」というので、そこまでで、それが課題です。
188
◯瀧口慎太郎委員長
後藤委員、よろしいですか。
189
◯後藤由紀子委員
はい。
190
◯瀧口慎太郎委員長
それでは、「取組内容の設定時期、評価の時期、また評価方法が課題」ということでよろしいですね。
191
◯寺岡まゆみ委員
評価方法。
192
◯瀧口慎太郎委員長
評価方法でよろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
次に、効果・成果につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の評価検証結果を基に御意見等をお出し願います。
193
◯奈良直史委員
今回の評価検証の方法というところにおいては、新井副委員長の御提案の下で進めてきたという流れがあります。ですので、新井副委員長の「評価検証委員会を設置し、今期の議会・議員活動を評価シートを基に精査することができた。また、PDCAサイクルによる活動等の振り返りと定着化が図られた」という文章が一番しっくりくるのではないかと思います。
194
◯瀧口慎太郎委員長
文章的に全ての文言が必要となってくるのではないかと思いますので、また、評価検証委員会として、これまでの活動の中でやってきたこと、大切なこと等、必要なものが全部ここに入っているのかなと思いますので、簡略化せずにこのままでよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
続きまして、A、改善及び今後の方向性について協議いたします。
ただいま御協議いただいた検証・評価の結果を踏まえ、改善点につきまして本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の御意見を基に御意見等をお出し願います。
195
◯松田則康委員
長いけれども、やはり副委員長や石井さんのこの部分を入れたほうがいいのではないかなと。今確認したのだけれども、改善点と今後の方向性、両方ともこれでいいかなと思っています。読みますか。
196
◯瀧口慎太郎委員長
お願いいたします。
197
◯松田則康委員
「チェック項目などの重なりや適合性などの整合性の見直しを図る。また、本委員会の立ち上げ時期は改選後、速やかに行うように努める」、今後の方向性については「外部評価による客観的な評価までの道筋を構築することや、導入に当たっての課題の整理を検討する」でいいと思います。
198
◯後藤由紀子委員
いいと思います。
199
◯瀧口慎太郎委員長
池田委員、高村委員、よろしいですか。
200 ◯
池田博英委員
もう少し短くなればいいですけれども、これで結構です。
201
◯瀧口慎太郎委員長
よろしいですね。
(「異議なし」との声あり)
それでは、第27条の改善点及び今後の方向性につきましては、今、松田委員から御意見をいただいたとおりとさせていただきます。
最後に、条文の評価について協議いたします。
条文評価を「条文改正が必要」とした議員は2人、「条文は改正せず、今後の取組を検討」とした議員は8人、「条文に従い、現行どおりの取組」とした議員は18人、「条文は廃止」とした議員はゼロでした。最も多かった評価は「条文に従い、現行どおりの取組」ですが、これまでの協議内容を踏まえ、本委員会としてはどのような評価とするのか、御意見等お出し願います。
202
◯奈良直史委員
最多回答はあるのですけれども、今御議論の中で出たとおり、「条文は改正せず、今後の取を検討」でよいのではないかと思います。
203
◯瀧口慎太郎委員長
条文改正が必要とされている議員の方はお二人いらっしゃって、高村委員、いかがですか。
204
◯高村真和委員
私のほうでは、基本的な条文はいいのですけれども、申し訳ないのですが、正直言って、この条文はちょっとくどいなというイメージがありまして、「市民の意見、社会情勢等の状況の変化を踏まえ」という書き方になっていまして、「市民の意見、社会情勢等の状況の変化」ということで、市民の意見というのは確かに文章としてはあるのですけれども、では、これどうするかというところが一つの……。今度、これがあると非常にストレートに課題なのです。そういうところがあるので、果たしてこの条文の書き方、形としてはいいのですけれども、実際に運用するときにこの市民の意見を踏まえというのは、では、今回どうだったかというところも含めて、今後どうするかというところも含めて、ここが若干引っかかるところではあるということでございます。
205
◯瀧口慎太郎委員長
高村委員から今御発言があったのは市民の意見という、そこの箇所だけでよろしいですか。
206
◯高村真和委員
「4年を超えない期間ごとに」というところは残してもいいかと思うのですけれども、ここも4年というのは多分、議員の任期中、一つの任期ということを意味しているのだと思いますので、4年という言葉だと、任期中にというのか、その辺の表現がどうなのかなというのもありまして、ちょっと気になりました。この4年というのは、あえてストレートに数字が出ていますので、その辺のところで皆さんがどういうふうに感じられるのかというところです。
207
◯瀧口慎太郎委員長
2点挙げていただきましたけれども、高村委員の御意見等に関して、委員の方から何かございましたらお出しください。
208
◯松田則康委員
高村委員の御意見は御意見として分かる部分もあるのだけれども、市民の意見、その後に社会情勢「等」というのが入っているのです。要するに市民の意見がないときもあるけれども、あったときは対応しなければいけないだろうし、もっと言えば、我々議員というのは、市民の意見等で意見を出している部分もあるので、そういう意味では、関連が十分にあるし、全然関係ないというわけにはいかないのだろうと思うので、これは入れておくべきだろうと思います。
それから、4年に一度の改選というのは、どこの条例の文句にもあるとおり、任期中に1回は見直しをする必要があるのではないかということでつけた文言ですから、これはやはり必要だろうと思っています。そういう意味では、これは両方とも必要な文言だというふうに解釈しています。
209
◯後藤由紀子委員
先ほどの高村委員の内容の4年というのを、4年イコール任期なのかというふうにおっしゃっていたようなニュアンスだと思ったんです。例えば解散したりとかしたら4年、1期ではないじゃないかという意味なのかなと思ったんですけれども、ただ、何らかの事情で任期が変更になるということは考えずに、ある程度4年というスパンを決めて行うという期間、期限というもので年数を入れるというのは、間違っていないのではないかなと私は思いました。そういう意味ではなかったのかな。
210
◯高村真和委員
そういう意味も含めてです。ここは冒頭申し上げましたとおり、確認の意味もあって述べさせていただいているのですけれども、ですから、市民の意見というのを入れておくべきことであることは十分承知しているのですが、それに対して、我々が今度、評価検証をするときに市民の意見を今後どうやってここに反映していくかということも、では、今回はどうだったのか、今後どうするのかというところに影響してくる言葉ではあるということで、あえてここで問題提起させていただいたということなので、言葉として重要であることは私も十分認識しております。松田委員がおっしゃったことは十分分かった上で話しています。
211 ◯新井啓司副委員長
今の高村委員のお言葉で分かったのですけれども、私は、くどいという言葉を言い換えれば丁寧な説明というふうなことで、必要なところなのかなと。その辺は一緒だったと思うのですけれども、まず一つはそういうふうに認識をしているということと、2つ目の「市民の意見」等と書いてありますけれども、今回、入れさせていただいた効果・成果の検証・評価の中のアウトカムに、市民・議員個人にもたらした効果・成果等々もありますから、そういうふうなところでしっかりと意見を反映していくということにもつながっていくと思いますので、全くこの条文でいいのかなと思っているところです。
212
◯瀧口慎太郎委員長
よろしいですか。それでは、高村委員からも御意見をいただきましたけれども、奈良委員から、先ほど「条文は改正せず、今後の取組を検討」と御意見をいただき、ほかの委員の方からも賛同いただきましたので、第27条、条文の評価につきましては、「条文は改正せず、今後の取組を検討」とさせていただきます。
以上で第27条につきましては終えさせていただきます。
ここで、始まりが第4条第1項でありましたので、第1条に戻らせていただきます。第1条につきましては、D、取組内容、そして、C、検証評価はございませんので、改善及び今後の方向性につきまして皆様から御意見等をいただきたいと思います。
213
◯奈良直史委員
多分、最後に前文をやると思うのですけれども、前文からこの目的が引っ張られてきていると思いますので、これについての改善、また方向性はなし、なしでいいのだと思います。
214
◯瀧口慎太郎委員長
なし、なしといただいておりますけれども、意見をいただいている方で、どなたか御発言はございませんか。
215
◯高村真和委員
ここで書かせていただいているのは、表現として、まず後ろの厚木市の持続的発展と市民福祉の向上という文章が書かれているのですけれども、前文のほうは、たしかこの逆に書かれているかと思うのですね。前文は「市民福祉の向上と将来にわたる市政の発展に寄与すること」というふうに逆に書いているので、順番がどうかなと思ったので、それをどういうあれではないのですけれども、意外とこういうところは重要なので、この辺がちょっと気になったところであります。
216
◯瀧口慎太郎委員長
高村委員から御意見をいただきました。まず、前文は一番最後にやらせていただこうかなと考えていたところですけれども、第1条が前文に関わってくることもあり、今、「市民福祉の向上と将来にわたる市政の発展」という前文がある中で、第1条においてのものが逆ではないかと。「厚木市の持続的発展及び市民福祉の向上」が第1条、そして、前文に関しましては「市民福祉の向上と将来にわたる市政の発展」、ここで書き方、言葉のニュアンスが同じに捉えられるということで、前文に第1条も合わせたほうがよいのではないかという御意見ですよね。いかがいたしましょうか。
それでは、皆様、御意見等がございませんけれども、ここで暫時休憩とさせていただきます。
午後3時37分 休憩
───────────
午後3時45分 開議
217
◯瀧口慎太郎委員長
再開いたします。
第1条におきまして、先ほど来、高村委員から2つ御提案をいただいた中で、「二元代表制の下」ということとの文言、また、「厚木市の持続的発展及び市民福祉の向上」、ここのところを前文に照らし合わせた際に、解釈をどのように捉えられるのかという御意見等がありましたけれども、高村委員におかれまして、いかがでしょうか。
218
◯高村真和委員
「二元代表制の下」というところを前文に合わせたほうが分かりやすいかなと思いましたけれども、いろいろ皆さんの御意見を伺った中で、このままでも分かるということで、それでもいいかなと思います。
それから、後半の「持続的発展及び市民福祉の向上」というのは前文と逆になっているので、そろえたほうがいいかと思いましたけれども、こちらのほうが読みやすいということで、こういうふうにしているということであれば、この流れでも意味が変わるわけではございませんので、よろしいかと思います。
219
◯瀧口慎太郎委員長
それでは、第1条におきまして改善点及び今後の方向性におきましては、多くの皆様からなしという御意見をいただいておりますので、よろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、なしと、なしにさせていただきます。
最後に、条文の評価について協議いたします。
条文評価を「条文改正が必要」とした議員は2人、「条文は改正せず、今後の取組を検討」とした議員はゼロ、「条文に従い、現行どおりの取組」とした議員は25人、「条文は廃止」とした議員は1人でした。最も多かった評価は「条文に従い、現行どおりの取組」ですが、これまでの協議内容を踏まえ、本委員会としてはどのような評価とするのか、御意見等お出し願います。
220
◯奈良直史委員
回答のとおり、「条文に従い、現行どおりの取組」でよいと思います。
221
◯瀧口慎太郎委員長
それでは、「条文に従い、現行どおりの取組」とさせていただきます。
以上で第1条につきましては終了とさせていただきます。
続きまして、第2条の協議に入ります。第2条におきましても、D、取組内容、そして、C、検証評価についてはございません。A、改善及び今後の方向性について皆様から御意見等をお出しください。
222
◯奈良直史委員
最高規範性を定めたものだけでありますので、改善点も、方向性もなしでよいと思います。
223
◯瀧口慎太郎委員長
今、なし、なしという御意見をいただいております。何人かの議員の方からはいただいておりますけれども、これについて御意見等があればお出しください。
224 ◯新井啓司副委員長
同じ会派の高田昌慶議員から「条例改正が必要」ということでありますけれども、ここの書かれている内容に沿って、会派として今日までの経過をしっかりと説明させていただきたいと考えております。皆さんの総意の下に賛成させていただきたいと思います。
225
◯瀧口慎太郎委員長
改善点及び今後の方向性は、なし、なしということでよろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、A、改善及び今後の方向性につきましては以上とさせていただきます。
最後に、条文の評価について協議いたします。
条文評価を「条文改正が必要」とした議員は1人、「条文は改正せず、今後の取組を検討」とした議員は1人、「条文に従い、現行どおりの取組」とした議員は26人、「条文は廃止」とした議員はゼロでした。最も多かった評価は「条文に従い、現行どおりの取組」ですが、これまでの協議内容を踏まえ、本委員会としてはどのような評価とするのか、御意見等お出し願います。
226
◯奈良直史委員
最多回答の「条文に従い、現行どおりの取組」とすべきと思います。
227
◯瀧口慎太郎委員長
井上敏夫委員外議員、よろしいでしょうか。
228
◯井上敏夫委員外議員
特にありません。
229
◯瀧口慎太郎委員長
それでは、皆様、「条文に従い、現行どおりの取組」ということで、ここで評価させていただきます。
続きまして、第3条の協議に入ります。第3条におきましても、Dの取組内容、また、Cの検証・評価についてはございません。Aの改善及び今後の方向性について御意見等があればお出しください。
230
◯高村真和委員
寺岡委員が書かれているところの御説明を。ICTという言葉がどういうふうな意味合いなのか、この条例におけるICTという言葉はどういう意味か、教えてください。
231
◯寺岡まゆみ委員
特別委員会というふうに(3)はなっているのですけれども、ICTの委員会というのは特別委員会にもなっていないのですよ。正式に何というのでしたか、プロジェクトチーム、それもとても大事というか、今のところ廃止はしないで、そのまま継続しているので、そういったものも入れる必要はないのかなと思って、等にしておけばいいのではないかという意見なのですけれども。
232
◯高村真和委員
実態としてのICTという表現ではなくて、この条文というか、条例の中でICTという表現がという意味ではなくてですか。
233
◯奈良直史委員
ICT推進プロジェクトチームというのが一応会議の例としてはありまして、寺岡委員はそれをおっしゃっているのだと思います。
234
◯高村真和委員
それは十分承知しているわけなのですけれども、この条文の中においてICTという言葉を、これは用語の意味をという言葉を書いていて、この条例の中にICTという言葉が……。だから、お聞きしたかったのは、等ということを入れないと、具体的にこの条例にどこか違和感があるということですか。
235
◯寺岡まゆみ委員
この条例だと特別委員会で切れているので、ICT推進プロジェクトチームというのは特別委員会でもないので、入らないので、ICT推進プロジェクトチームを考えるとしたら、等というくくりの中にしたほうが入ることもあるのではないかということなので、この条文にICTという言葉を入れろということではありません。
236
◯松田則康委員
もともとの出発が任意の団体で出発しているのだというふうに認識しているのです。委員会としての位置づけというのはたしかなかったと思うのです。同じように、経理責任者会議というのもあるのだけれども、委員会でも、特別委員会でもないので、これも多分任意の、要するに我々がやりやすくするために会議を持っている、そういう程度の考え方でいるのですけれども、合議制の下に出発していることですから、多分、特別委員会でもないし、委員会でもないということで連絡会議みたいな形を取っているのでなかろうかと思っていますし、当初の出発時期を考えると、ICTをそんなに積極的に進めていない時期に始めたものなのです。というのは、言い方は失礼だけれども、それこそ私も含めて機械音痴の方が数人いらっしゃって、そういう人たちがいる中で、積極的に推進していくのはどうだろうというところで、前の奈良握議員から積極的に進めようという話が出て、彼がプロジェクトリーダーとなって始めた会合だったと思いますので、今現在、ほかの委員会と同等の役割を果たしているのだということでみんなが認識するのなら、今後そういった昇格等を考えてもいいのかもしれないけれども、現時点では、同格の委員会にする必要はないのではなかろうかなと思っていますので、今のままでいいのではないかと思います。
237
◯奈良直史委員
今、松田委員がお話しになられたように、意図して名前を変えてという前提であれば、では、今後、そういったICTとかの会議などを特別委員会に昇格させるみたいな方向にしていけば、条文を変えなくても対応できるのかなというふうに感じました。
238
◯寺岡まゆみ委員
皆様が別に等というふうな形ではなくて、本当に特別委員会、そこで限るということであれば、私は別にそんなにこだわりません。
239
◯瀧口慎太郎委員長
改善点及び今後の方向性は、なし、なしでよろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、第3条におきましては、改善点及び今後の方向性は、なし、なしとさせていただきます。
最後に、条文の評価について協議いたします。
条文評価を「条文改正が必要」とした議員は1人、「条文は改正せず、今後の取組を検討」とした議員は2人、「条文に従い、現行どおりの取組」とした議員は24人、「条文は廃止」とした議員は1人でした。最も多かった評価は「条文に従い、現行どおりの取組」ですが、これまでの協議内容を踏まえ、本委員会としてはどのような評価とするのか、御意見等お出し願います。
240
◯奈良直史委員
「条文に従い、現行どおりの取組」という最多回答でよろしいと思います。
241
◯瀧口慎太郎委員長
寺岡委員、よろしいですか。
242
◯寺岡まゆみ委員
はい。
243
◯瀧口慎太郎委員長
また、井上敏夫委員外議員、よろしいでしょうか。
244
◯井上敏夫委員外議員
私は廃止ということで提案を申し上げたのですけれども、本当にこれが必要なのかなという思いでやりました。皆さんの意見に賛同します。
245
◯瀧口慎太郎委員長
それでは、今、奈良委員から御発言がありました「条文に従い、現行どおりの取組」とさせていただきます。
以上で第3条につきましては終えさせていただきます。
ここで暫時休憩いたします。
午後4時00分 休憩
───────────
午後4時24分 開議
246
◯瀧口慎太郎委員長
再開いたします。
引き続きまして、前文について皆様に御協議をいただきたいと思います。
前文におきまして、D、取組内容、そして、C、検証・評価についてはございません。A、改善及び今後の方向性について皆様に御協議をいただきたいのですけれども、御意見等があればお出しください。
247
◯奈良直史委員
前文ということで、前文の定義で言うと、大体条文をつくるときの本体の前に置いてあって、今回は条例ですけれども、趣旨であるとか理念、あるいは目的を強調して述べた文書というのが一般だと思います。国の法律で言うと、教育基本法とか男女共同参画社会基本法、そして、基本法のところで大体前文がくっついてくる、本市においても自治基本条例もたしか前文がありますし、これについてもそうであるというふうになります。
改善点を幾つか指摘されている議員の方もいらっしゃるのですけれども、例えば精神の文字であるとか、あるいは甘んじることなくという部分はあるわけですけれども、つくったときの思いをまたつないでいくというところも物すごく大事な話ですし、精神論に対しては休憩中にもいろいろ御意見はあったのですけれども、その文言が入ってきても前文ですから何も問題ない、むしろ意気込みとして入れてあることに意味があるかと思っております。ですので、私は改善点はなしでよいと思っています。
248
◯井上敏夫委員外議員
会派では2件出していますが、ここは改善及び今後の方向性という欄で、改善点の項目について、私のほうで提出した部分については、ふさわしくないかなと、これは改善点ではないなと。あくまで条文の評価のほうで、私どもは条文改正が必要ということを言っているのですけれども、これは必要ではないかなと、この改善点に書いてある項目についてね。だけれども、ここのAの欄は、この文章はふさわしい、改善点の話ではないなと思いました。ですから、これについては意識はしないでいただければと思います。
249
◯松田則康委員
つくったときの背景というのが厚木市の一つの特徴を表しているのではないかと思っておりますので、厚木市議会としての特徴が述べられるのは前文しかないと言ってもいいぐらいで、そういう意味では、御指摘のあった文章の部分もあえて残したということだと思いますし、これをつくる際には、文書法制課のほうにも随分御相談をして、随分、赤ペンで直された経緯もありまして、その意味では、専門家の皆さんにも御認知いただいたというふうに解釈しております。ですから、文書としておかしいということではなくて、やはりその当時の時代背景ということをこれからも引き継いでいってほしいなと思いますので、いずれ、それは必要ないよという人たちがいっぱい出てきたときには、それはそれで改正してもいいかもしれませんけれども、現時点においては、多くの皆さんがなし、なしでいいではないかと言っておりますので、そういう方向で検討いただければと思っております。
250
◯瀧口慎太郎委員長
ほかの委員の方はいかがでしょうか。なし、なしということで御意見をいただいておりますけれども、改善点についてなしということで今いただき、松田委員からはなしとなしということでいただきましたけれども、改善点におきましては、なしでよろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
次に、今後の方向性につきまして、本委員会としてどのようにまとめるのか、資料にございます各議員の御意見を基に御意見等をお出し願います。
251
◯奈良直史委員
新井副委員長が書かれております「立法機能及び政策提案機能など、議会の持つ機能を十分に駆使することを、今後4年間で明確にする」と。今回、検証作業をやって、制定したときとまた違う考え方で評価するやり方もしてきて、多分、この条例自体は何らかの形をもって進化をしていかなければいけないと思うのです。大きな条文改正というのは一個もなく、今、前文の話になっているわけですけれども、こういった求められる、世の中自体が地方議会においても立法機能、政策提案機能というのが言われている昨今、こうしたテーマを持って、自分に対する戒めも含めて残していくこととして見たときに、新井副委員長にせっかく書いていただいたので、これは残す意味で、今後の方向性に入れられたらいいのではないかと思います。
252
◯瀧口慎太郎委員長
今、奈良委員から今後の方向性について1つ案をいただきましたけれども、ほかの方でいらっしゃいますか。
253
◯寺岡まゆみ委員
今の奈良委員のおっしゃる部分と、あと、自分たちをしっかりと戒めるためにも、渡辺副議長が方向性で「常に議会改革を念頭に」ということも入れてもいいかなと。
254
◯瀧口慎太郎委員長
新井副委員長の「立法機能及び政策提案機能」の前の段階でよろしいですか、常に議会改革を念頭に立法機能及び政策提案機能などという形でつなげるということでよろしいですか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、前文におけるA、改善及び今後の方向性につきましては、改善についてはなし、そして今、御意見をいただきました今後の方向性については、常に議会改革を念頭に、立法機能及び政策提案機能など議会の持つ機能を十分に駆使することを今後4年間で明確にするとさせていただきます。
最後に、条文の評価について協議いたします。
条文評価を「条文改正が必要」とした議員は7人、「条文は改正せず、今後の取組を検討」とした議員は3人、「条文に従い、現行どおりの取組」とした議員は18人、「条文は廃止」とした議員はゼロでした。最も多かった評価は「条文に従い、現行どおりの取組」ですが、これまでの協議内容を踏まえ、本委員会としてはどのような評価とするのか、御意見等お出し願います。
255
◯奈良直史委員
最多回答は「条文に従い、現行どおりの取組」ではあるのですが、先ほど来、戒めという部分もあったり、あるいは、この評価シートの中でより高みを目指してという言葉を使う議員も何名かいらっしゃったのは記憶にあるところです。そうすると、ここの前文の評価というのは、条文こそ改正しませんけれども、今後の取組を検討にあえてされたらいかがかなと思います。
256
◯瀧口慎太郎委員長
今後の取組も検討と。
257
◯奈良直史委員
条例全体のところに対する、いろいろなところで、次の4年間に対しての思いということで、あえて回答とは違うのですけれども、今後の取組を検討にされたらいかがかと思います。
258
◯瀧口慎太郎委員長
条文改正が必要とされた委員の方、議員の方もいらっしゃいますけれども、先ほど改善点、今後の方向性の中で特にいなかったのですけれども、よろしいでしょうか。
259
◯井上敏夫委員外議員
委員外のほうから申し訳ございません。各条文の中身も、これでいいというものも、そのときが来ればまた改正しなければいけないときもあろうと思いますので、今後に向けて時期が来たときにまた検証するということで対応していただければいいのではないかと思います。
260
◯瀧口慎太郎委員長
高村委員、後藤委員、よろしいですか。
261
◯後藤由紀子委員
はい。
262
◯瀧口慎太郎委員長
それでは、奈良委員から、先ほど評価について、今後の方向性の中で、今後の厚木市議会に向けて期待することを含めてお話しいただきましたけれども、それに合わせて、条文の評価は、「条文は改正せず、今後の取組を検討」ということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
それでは、条文の評価につきましては、「条文は改正せず、今後の取組を検討」ということでよろしいですね。
(「異議なし」との声あり)
以上で前文につきましては終えさせていただきます。
以上で、前文から第27条における全ての検証を終えさせていただきましたので、ここで暫時休憩をさせていただきます。
午後4時36分 休憩
───────────
午後4時40分 開議
263
◯瀧口慎太郎委員長
再開いたします。
以上で本日の日程は終了いたしました。
これをもちまして
厚木市議会評価検証委員会を閉会いたします。
(午後4時41分 閉会)
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